とあるXの戯言

色々社会不適合者の話

Xジェンダー当事者でその他色々社会不適合者による、どうでもいい話たち。

2018年振り返り(&たまに2019年目標)

こんばんは。

この記事、2018年中に公開するつもりが、実家帰って低脳野郎になってコタツでだらたらしてるうちに年が明けて、三が日も過ぎてしまいこのほど初出勤キメてきてしまいました。
よって少々書き加えて今日公開することと至りました。

隔週で連載させていただいているレインボーライフさんでの2018年最後の記事は以下のリンク先で先週公開されまして、一年のLGBTQ全体としてあった出来事のなかからピックアップしてまとめたんですが、こちらでは俺の俺による俺のための振り返りを書きたいと思います。
誰が興味あるんだとか言うな。ンなこたあ知ってんだよ。




◆ 一人暮らし1周年

2017年の終わり頃に、会社からクソ遠いという理由で実家を出て都会での一人暮らしを始めて、1年と少し経ちました。

2017年は仕事面で最高にしんどくて(後述)実家に戻りたくもなったけど、1月が終わった辺りから徐々に慣れ、仕事も一旦落ち着き、気付いたら実家に寄りつかなくなりました。
実家にいるときから参加はしていましたが、最早他人に俺のスケジュールを気にされもしないし他人の予定を俺が気にもする必要もなくなって、毎週末レベルでLGBTQのイベントに参加したり当事者の人と会ったりするようになって、夏くらいに気付きまきた。

一人暮らしめっちゃ楽しい。
ていうか実家暮らしのときって地味にストレス溜まってたんだな。

正直、家族なんだろうがなんだろうが「他人と共に暮らす」のが(残念ながら)俺には大きなストレスになるんだということを実家暮らしと比べて実感しました。
自分の責任で任意の時間に起きて、任意のイベントに参加し、任意のご飯を作って食べ、任意のコンテンツを任意の時間に楽しみ、任意の時間に寝る。

すごく幸せなことじゃないか。

いや、ゴミをまとめたのにゴミを出し忘れるとか、お弁当作ったのに冷蔵庫に入れて視界から消えてしまったためにもっていくのを忘れるとか、さっき変なところに鍵を置いたためにどこにあるか忘れて余裕を持って家を出るはずが結局駅までダッシュとか、やっぱ割とADHDやん(※グレーゾーン診断済み)みたいなこともそこそこありました。
でも自分のせいで自分のみが迷惑被る程度のミスが、一番ストレスなく過ごせる、ということがよく分かりました。

それは仕事においても同じことが言えて、それはまた後で書くんだけれども、それに気付いたのはこの前お会いしたよくお世話になっている心理カウンセラーさんのおかげでした。毎度毎度、感謝しかありません。

まあ掃除をほとんどしないとか夏は暑すぎてほとんど自炊しなかったとか色々課題は残っていますが、とりあえず大きな問題を起こすことなく1年経って、倹約のために数日間実家に帰省したけども、総括するとよくやったと思ってます。


◆ ブログ開設とwebメディアでの連載も1周年

一昨年の秋に当ブログを開設して、また先ほどリンクを貼ったwebメディア「レインボーライフ」での連載も、1年経ちました。

ブログは全然更新できませんでした。
更新にムラがかなりあったので、今年は定期的に、せめて月1で更新したい……と思っています……。

Xジェンダー当事者へのインタビューもほとんどやらなかったに等しいので、これもぼちぼちできたらいいなあとも。
Xジェンダーもいいのですけど、「セクシャルマイノリティ当事者のロールモデルを残す」という点で、LGBTQ全体的に何でもありでもいい気がしています。

話を聞かれる、インタビューに興味のある方はぜひ下記をご覧のうえ、ご連絡ください。

宛先:

ブログのコメント、メールアドレス(jitian.queergmail.com)(※「★」は「@」に読み替えてください)や、ついった(@Jitian_queer)で、お気軽にご連絡ください。

今までの記事:

カテゴリで「プロファイルX」を選択してください。いくつか今までの記事をご覧になれます。

webメディアでの連載は、もうこれは契約なので、毎回毎回ネタがないと騒ぎながら何とか納期までに納める日々でした。
こんな記事を毎回ご査収、コーディング、掲載いただきありがとうございます。



正直に言うと、LGBTQ関連のライターになりたいと思ってこのブログを開設したり連載をいただいたりしていたのですが、夏にお世話になっている人のワークショップで知り合った占い師の方にタロットなどで占ってもらって背中を押されたこともありますが、あまりライター業には向いてないのではないかと感じています……。
できなくはないし、無駄に長い文章書くことは好きだけど、そんなに続かないというか。だって連載して割とすぐの時点で「ネタがない」とか言い出す始末だからな。
現職でも、1を100にするのが一番楽しいなと思いますけど、0から1とか、100を維持するのは苦手だし。

現職辞めたいとはずっと言っていますが、それも含めて、周りで結婚している友人も出てきてるなかで、パートナー問題に限らずキャリア形成とか、身の振り方をいい加減考えないと行けない時期にさしかかっています。
でも全然見えない。
今までだって、明確な人生設計をもって生きてきたわけじゃなくて、たまたま師事した塾の先生のおかげで英語が少し得意になったり、なんか楽器独学で弾きだしたり、とりあえず受かった大学や企業に進んだり、成り行きに任せてきただけですけど。
だから計画を立てて人生を歩むというやり方が分からないので、それを調べるのが来年の目標なのかしら。


◆ 色んなコミュニティのオフ会やイベントに参加した

前述の通り、一人暮らしを始めてよりフリーダムになったので、それまで参加していたコミュニティ以外にも参加するようになりました。
いつも参加しているところ含めて、6つ以上のコミュニティに参加できました。
こう振り返ってみると、割と頑張ったかも。


Kindle Paperwhite買った

ずっとアマゾンを開いては閉じるということを繰り返していましたが、夏の終わりにとうとうKindle Paperwhiteを買いました。

めっちゃええやん。

元々読書の習慣がないというのが買っていなかった一番の要因でしたが、どこにでも持ち歩けて目にも優しいというハードルが下がって、読もうかなと思えるようになりました。
(といってもこの1ヶ月またほとんど読んでない……それにしたって今年は俺の中の読書週間は結構長かった方ではあるんだけど……)。

手が小さいので文庫本ですら持つのが少しずつしんどくなるのですが、それがほとんどなくなったこと、目にも優しいから夜部屋を暗くしても読めることがよいです。
強いて言うとマンガは暗い部屋ではかなり読みづらいです。
(※私の使ってみた感想は、現在発売中の1つ前の世代になります。)


◆ 仕事をようやく少し回せるようになった

一番大きかったのは現職での立ち位置かなと思います。

一昨年の末に直属の上司が辞めました。

3年前、今の部署で唯一の新人社員として私が入社して、特に直属の上司には2年目になっても依存しっぱなしでした。
別に50人未満で入ってもすぐ辞めてくから一向に社員が増えない小さい会社ではあるんですけど、先輩も後輩も3人以上の新人が今の部署に入っていることを考えると、一人だけの私は先輩方の妹感が強かったです。いや、今も強いかも。
そういうわけで、直属の上司にすぐ報告連絡相談だけは重い口を開いて何とかして、ヒラなんだから判断はしないというのを、上司に報告こそすれ全て委ねて待機みたいな状態だったので、上司のいた間は何も考えていない粗大ゴミも同然でした。

でも、その依存先が辞めてしまった。
所属長が直属の上司代わりになりましたが、管理職ゆえほとんどいないし話しかけられないと思って差し支えないレベルの忙しさ(周りを気にかけるどころか周りに気にかけられ心配されるほどにも余裕を作れないのは、まあ管理職として問題ではあるけど)。
勿論今だってヒラだから一人で判断して行動してはいけないのは変わりないけど、ただの伝達係でなくて、環境の変化によりテメーで考えなければならなくなりました。

不幸中の幸いだったのは、上司が辞めたときには私が2年目の冬にもなってたので、ウソでも案件の回り方とかは一通り知ってたし、指示されれば色んなことをしていたので、どのタイミングで大体何をやればいいのかとかいつが繁忙期とかは、さすがに分かってたということ。
少し遅れてやってきた、独り立ちの時期だったんだと思います。

それで、去年の年末年始は死にそうでした。
というか多分軽く鬱でした。

朝起きて、身体を起こしたけどベッドから降りたくなくて会社を休んだり、何とか会社の最寄りまでは来たけど会社に行くまでに近くの広場で休憩して心を整えないと出社できなかったり、昼休みに会社を飛び出して散歩してると前触れもなく涙が出てきたり。
2月の初めまではそんなんでした。

でも、結果、よかったです。
そもそも他人に指示されて行動するのはあまり好きじゃないし、一人で現状とゴールのギャップを分析して計画を立ててるのが一番好きだし、何より私はやらざるを得ない孤立した環境に追い込まれてそこから自分の考えで何とか乗り切る方が向いていました。
夏には、だんだん「こういうめんどいのはこいつに回しとけ」みたいな、私が得意とする案件の類も確立してきました。
そんな夏は、気付いたら案件のプライスベースで部署で一番案件回してたので、ボーナス1か月分でいいからもう少し欲しかったわ。

最近は「新人」ではなくなったのをいいことに、理論武装で上下も部署も関係なく「ちったあ考えてからモノ言え」とか文句ばかり言っているので(勿論さすがにこんな口悪くないし何を考えるべきなのか指摘する具体的な文句です)(というかひたすら相手の上席を巻き込んで数人対1になって追い詰めてる)、営業には多分うるさくて面倒と思われているでしょうけど、私の気分は相当楽になりました。
年末最終営業日も所属長の指示をひっくり返して論破するひどい有様でしたが、来年も引き続き口うるさい奴でいようと思います。
そして定時で帰る。


◆ 後退国日本

LGBTQ系ライターになる足がかりとして去年の春についったアカウントを作りましたが、特に今年の後半は政府批判の方が関心が強かったです。
恐らく件の杉田水脈議員で直接的に与党とLGBTQが結びついて、ていうかいい加減政府ヤバくねということにようやくまざまざと気付かされたんだと思います。

人権でも経済でも教育でも産業でも、どんどん世界から取り残されてるし、どんどん悪化してるし、でもその辺りを大半の人が分かってないで、というかウソを信じて「アベでいいんじゃん」と暴政を放置している。

今や、日本は勿論先進国でもなければ発展途上でもない、後進でもない、後退国です。
後退してます。
個人レベルでは「人を貶す笑いはタブーだ」など人権の意識が高まってる人もいるでしょうけど、政府やメディアにその意識がない。
そりゃ全体としては腐ってくわな。

来年以降もそういったついーとがRT含め大半を占めると思いますが、みんなで政治に関心を持ってもっと考えて口出していきましょうよ。
私もほとんど何も知らないに等しいので、引き続き勉強します。

とりあえず、辺野古基地のホワイトハウスへの署名がまだの方はぜひ。
多分「辺野古基地 署名」 とついったで検索したらいくらでも手順がヒットします。名前とメールアドレスを入れてポチッとして、送られてきたメールについているリンク先に飛べばいいだけの、とても簡単な作業ですので。ただし1人1回だけです。


◆ 今回も偶数年に嵐さんのコンサート参戦達成

5×20に土壇場で制作開放席で当たりました。嵐さんありがとう。
詳細はこの前の記事のとおり。

それ以外にも、マッキーやスキマなど今年もいい音楽に生で触れられてよかったです。
サポーターの方の足元見るのも楽しかった。


◆2018年もありがとうございました

取り留めもなく色んな個人的なトピックで振り返りましたが、ああこんな奴なんだ、2019年もまたどこかのオフ会で会ったりついったでいいねしたり会話したりしてやるよと思っていただけたら幸いです。

2019年は、本を読む習慣をつけて、週の半分は自炊して、毎週末には掃除機をかけて、定時で帰る、そして身の振り方を考えることを目標にします。
頑張るぞい。

本年もよろしくお願いします。